ラブリコで壁全体を壁面収納に

製作実例
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ラブリコやディアウォールは、賃貸に住んでいる方にも、手軽にDIYで自分の好みの収納スペースや飾り棚を作っていけるある種革命的なものです。

この記事では、ラブリコやディアウォールに興味はあるけど、自分でも出来るのか不安に思っている木工の初心者の方に向けて、私が昨年ラブリコを使って自宅の木工作業している自宅の一室の工房の壁を作って行った製作手順を紹介し、自分のDIYのスキルに応じて、簡単木の香のするコーナーを作っていけると感じて頂けると思います。

この記事では、主に下記内容のお話をして行きます。

・工房の部屋の三面を壁面にしたの作成手順

・工房の出来上がった壁面の利用のしかたの紹介

尚、ラブリコとディアウォールの違い、どんな種類のものがあるのか等の基本的な項目については、別の記事「ラブリコとディアウォールの違いとどっちがお勧め?」を参考にして下さい。

ラブリコで壁全体を壁面収納にした手順

全体の構想と柱の位置決めと設置

exsample-of-wood-wall-made-by-"LABRICO"-in-my-room

 

昨年、自宅のeggman工房の壁面三面に、ラブリコで壁面全体を木にするプチリフォームをしました。

完成すると、今まで白い壁紙が貼られていた部屋の雰囲気が、一変し、山小屋のような雰囲気になりました。

作業開始から完成までは、壁面の板材の枚数が多かったため、4ヶ月ほど掛かりました。

設計段階で留意した点は、横に渡して行く板材が長くなると、柱と柱のに渡した板材の強度が落ちると予想し、最大で1枚の板材の横幅は1,000 mm (1m)までにして、その裏側に柱を立てることにしました。

柱を設置した後に横に渡して行く材は、多くの枚数と厚さを考慮し、19 mm x 89 mm x 1,820 mm の1x4 (ワンバイフォー)材を使うことにしました。

その構想を元に、ラブリコの必要な個数と柱にする 2 x 4 と壁面にする 1 x 4 の本数を算出して行きました。

また、壁の下部はそれほど目立たないので、ラブリコのアジャスターは見えたままにしました。

上部は少し気になったので、厚さ 5mm ほどの杉板をL字型に組み、杉板を下からラブリコのアジャスターが天井を押し上げて柱を固定するようにしました。

アジャスターが直接天井を押し上げるより、杉板の面で押し上げる形になるため、天井への圧力を分散させるねらいもありました。

そんな仕組みなので、アジャスターをゆるめれば、L字型の覆いは外れます。

ラブリコを使わずに窓をそのままにして柱を立てるには?

構想段階で一番頭を悩ませた箇所が、窓枠の部分です。

日中は、外からの自然の明かりを部屋に取り入れたかったので、どうやって窓は塞がずに、窓の上下だけ板材を渡して行けばいいのか、と悩みました。

解決策として、窓の上下にはまるように、ピッタリの寸法で2x4材を切断し、その板材を接着剤を使わずに、はめ込むことにしました。

2x4の厚みが板材からはみ出しますが、半分ほどはめ込まれるので、良しとしました。

【窓の上部の柱】

the-pillar-without-"LABRICO"-in-my-room

<クリックで拡大>

加工手順は、天井から窓の上部を渡している板材までの寸法より気持ち大き目の長さで2x4材を切断し、はめ込めるギリギリまの長さになるまで何度も切断と確認を繰り返して行きました。

ほんの少しはめ込めるようになった段階で、木端面(上下の部屋の板材に密着する箇所)に玄能を強く叩き込んで行きました。

これは「木殺し」という手法で、ほぞの接合時に良く使われる手法です。

ほぞの木口面(ほぞの幅の部分)が叩かれ、ほぞは一時的に幅を縮めた状態でほぞ穴に押し込まれて行きます。

時間が経つと、木の繊維は、ほぞ穴に押し込まれたままで元の幅に戻ろうとするので、強いほぞとほぞ穴の接合がされて行くという手法です。

今回の場合でも、玄能で木端面を叩くことで、一時的にはめ込む板材の長さは気持ち短くなります。

「木殺し」が終わると、今度ははめ込む材が傾かないようにしながらゴムハンマーで材の表面全体を叩いて壁側に押し込んで行きます。

横から見て、板材が真っすぐしっかりと押し込まれるているのを確認しました。

これを窓枠の下の部分にも同じ作業をして柱を立てて行きました。

皆さんの住環境の中で、こんな場面があったら、1つの解決策として参考にして頂けたらと思います。

【窓枠をそのままにして上下に柱を立てた箇所】

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wood-wall-at-window-side-in-my-room-2

もう一面の壁面にある窓枠は、中央に隙間があるのでそこに柱が建てられました。

wood-wall-at-aother-window-side-in-my-room

wood-wall-other-side-in-my-room

壁面にする板材の加工手順

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2本の柱の設置が終わると、壁面の板材の加工をして行きました。

板材の加工に使用した工具は下記のものです。

・丸ノコ

・自作丸ノコ治具

・トリマー

・自作トリマーガイド

・段差加工治具

・差し金

・センターポンチ

・ドリルスタンド

・電動ドリル

・10mmの木工用穴あけビット

・ランダムアクションサンダー(オービタルサンダー)

・サンドペーパー #80(#60)・#120・#240

・オイルステイン

・手袋

・スポンジ刷毛

・ウェス(水を絞ったものと乾いたもの)

・水平器

壁面になる1x4材に必要な長さの割り出し

2本の柱に渡していく1x4 材の長さの実寸を測ると同時に、その長さの板材が何枚必要なのか、高さの実寸を測りました。

上下共に1x 4 材が、ラブリコの中にはめ込んだ2x4材が見えなくなる位置までにしました。

ただ、1x4材の幅のサイズでは 89mm で、割り切れないため、端数の寸法は2枚に按分した寸法に分け、切断して調整しました。

【上部2枚で調整した板材】

【上の2枚が調整した寸法で切断した壁面】

adjusted-height-of-wood-wall-in-my-room

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切断用墨線を引く

2本の柱の下から上までの1区画に1x4材を隙間なく貼り合わせて行く場合には、20枚以上の部材を切り出す必要があります。

同じ長さの切断箇所に墨線を引く作業を繰り返す場合、便利なのが、ストッパー付きスケールです。

【ストッパー付きスケール】

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ストッパーを求める寸法の地点でネジで止め、ストッパーの厚み部分を板の木端面に当てれば、スケールの目盛り”0”の位置に同じサイズの墨線がどんどん引いて行けます。

スケールで定評があるシンワ製のスケールであれば、スケールの長さに対応した専用のストッパーが別売りされているので、後から取り付けも可能です。






尚、正確な墨線の引き方は、別の記事「木工DIYの精度を決める墨線の引き方」で詳細に説明しています。そちらも参照して下さい。

1x4材の切断

切断は丸ノコを使って切断して行きました。

丸ノコの切断には、いつも別の記事「丸ノコ治具の自作」で書いた、自作の丸ノコ治具を使います。

墨線に治具を合わせるだけで正確な切断が出来ます。

同時に正確な切断には、その前提として丸ノコのベースプレートと刃の直角とベースプレートと刃の平行度の確認をしておく必要があります。

丸ノコの正確な切断の調整の仕方は、「丸ノコの使い方」で記事で詳細を説明しています。

丸ノコを既にお持ちの方は、そちらの記事も参考にしてみて下さい。

また、今回のように、多くの板材を切断する時には、のこぎりで切断するよりも丸ノコを使う方が早く楽に切断が出来ます。

丸ノコの購入を検討している方がいたら、静音に配慮し、刃の直角と刃とベースプレートの平行度の微調整といった正確な切断のための機能を持つ、「静音と正確な切断のための機能を持つお勧めの丸ノコを紹介」という記事で紹介しています。

そちらの記事も参考にして下さい。

丸ノコを使うことには抵抗があり、丸ノコをお持ちでない方は、のこぎりで切断する場合は、墨線に沿って正確に切断する秘訣を別の記事「のこぎりの使い方のコツ」で紹介しています。

そちらも参考にしてみて下さい。

また、丸ノコではなくても、ジグソーなら抵抗がないという方は、「ジグソーの使い方」の記事の中で、ジグソーで正確な直線を切断出来るの治具のことが書いてあります。

そちらを参考にしてみて下さい。

また、丸ノコは抵抗があるけどジグソーなら購入しようかと検討している方は、「静音で使い勝手のいいジグソーのおすすめの機種」の記事の中で、静音に配慮したジグソーを紹介していますので、そちらを参考にしてみて下さい。

 

切り出した壁面の板材の加工

板材に加工する内容は、下記の図の通りです。

design drawing-wood-wall

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加工内容1

・トリマーで板材の周囲に幅6mm深さ6mmの段欠き加工をする

 

加工内容2

・電動ドライバーで直径 10mm、深さ8mmの座ぐりの穴を開ける

 

【壁面が完成した状態】

completion-of-wood-wall-in-my-room

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段欠き加工とは、画像のように板材の周囲に一段低い段を彫り込む加工です。

私の場合は、壁面になる板材に加工をしましたが、板材への加工は、必ずしなくてはならいないものではありません。

座ぐりの穴を開ける加工も同様です。

ももちろん、壁面の板材をそのまま、電動ドライバーでネジ止めをして構いません。

ただ、段欠き加工や座ぐりの穴を開けるといった一手間を加えることで、板材1枚1枚に立体感が生まれます。

ネジを止める位置に座ぐりの穴が開けられると、ネジが目立たなくなります。

使用予定のコースレッドのネジの頭の径を測ると約8mmだったので、ネジが沈み込むように一回り大きい10mmの径で穴をあけることにしました。

confirmation-of-width-of-screw-head-by-caliper

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他の加工にも応用出来るものなので、参考にして下さい。

段欠き加工の手順

1.切断面のバリを取る

壁面の板材の加工に入る前に、切断した木口面に出ているバリをハンドサンダーで綺麗にしておきます。

finishing-by-hand-sander


 

2.板材に段欠き加工用の墨線を引く

今回の加工では、段欠き加工に必要な墨線は、1枚に4カ所必要で、2本の柱の1区画だけで20枚以上に墨線を引いて行く必要があります。

それをスケールや差し金で行なうと、かなりの手間になるため、トリマーの分割加工治具として使用している厚み5.5㎜ の合板を利用することにしました。

厳密に言うと、6mmの幅より0.5㎜ 少ない訳ですが、この段欠き加工は、面取りの一種なので、この差はそこまで厳密加工しなくても構いません。

尚、分割加工治具は、どんなものなのか、また次の項目で説明する「欠け」については、別の記事「自作トリマーガイドの使い方 |もっと使いやすく、もっと効率的に」を参照して下さい。

 

【墨線に利用する分割加工治具の板厚】

putting-woodmills-to-scale-use

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【合板の板厚部分を当て、段欠き加工に必要な幅の墨線を引いて行く】

putting-wood-mills-as-scale

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3.トリマー加工の準備

・墨線に沿ってトリマーガイドを置き、クランプで固定する

 

fixing-by-clamp-along-ink-line

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・トリマーに6mmのストレートビットを付け、ビットの突き出し量を決める

(*ビットの突き出し量は、最終の6mmにプラストリマーガイドの板厚5.5mmを足した10.5mmにする)

必ず電源ケーブルをコンセントから抜いておくこと

adjustment-extruding amount-of-bit

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深さ6mmの加工のため、2回に分けて作業していくために板厚3mmの分割加工治具をトリマーガイドに乗せる

【トリマーガイドに分割治具を乗せた状態】

setting-of-first-processing

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.板材のこの方向は、木の繊維(木目)方向なので欠けは発生しないため、クライム加工なしで、1回目の加工を開始する

4.トリマーの1回目の加工を開始する

トリマーのベースプレートをトリマーガイドの中央のフェンスに当て、トリマーのビットが、板材に触れていないことを確認し、トリガーのスイッチを入れて加工を開始する。

【1回目の加工】

first-processing

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トリマーの扱いが慣れていないため、どうしてもトリマーが傾いてしまう場合には、横にトリマーのベースプレートと高さが一致する高さの当て木するとトリマーの姿勢が安定する

【トリマーガイドの右横に当て木をした例】

putting-wood-mills-right-side-ewason-of-resolution-of-level-difference

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【1回目の加工が終わった状態】

result-of-first-processing

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5.分割加工治具を外し、2回目の加工を行なう

6.反対側の面にも同様の手順で加工を行なう

【両側に段欠き加工が終わった状態】

finishing-of-notched-processing-both-side

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7.短い長さの面の加工面をクランプで止めて分割加工治具を乗せる

setting-of-processing-other-side

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この方向への加工は、繊維(木目)に対して直角に加工するため、加工の最後の箇所に欠けが発生する可能性が高いので、分割加工治具bを乗せ、クライムカット(逆切り)をする

【クライムカットをした状態】

 

status-of-climb-cutting

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8.分割加工治具を乗せ、1回目の加工をする

9.分割加工治具を外し、2回目の加工をする

【加工が完了した状態】

finished-status-of-processing

10.反対側の面も同様の加工をする

11.トリマーの加工跡に残るバリをサンドペーパーで綺麗にする

幅が狭い箇所にヤスリを掛けるので、適当な大きさの端材に#120前後のサンドペーパーを巻いて、直角になった段差に当てながら、手でヤスリ掛けをして行く。

finishing-at-narrow-space-by-hand-sander

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座ぐりの穴を開ける手順

1.座ぐりの穴を開ける位置に墨線を入れ、センターポンチで電動ドライバーのビットの先端のガイドになる印を付けて行く

pushing-position-at-screwing-point-by-center-punch

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2.加工する材の木口面に、穴の深さになる8mmに墨線を引く

3.ドリルスタンドに装着した電動ドリルに、木工用穴あけビットの10mm径のビットを挿し、加工する材の上にドリルスタンドを乗せ、横から深さの墨線に一致する箇所を確かめ、深さ調整ネジを締めて固定する

adjustment-of-screwing-depth

 

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4.ビットの先端をセンターポンチで付けた印に当て、ドリルスタンドのトリガーを入れ、ドリルが止まる位置まで押し込んで行く

drilling-by-drill-stand

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ドリルスタンドの使い方は、別の記事「電動ドライバーの木材の穴あけ作業」を参照にて下さい。


【座ぐりの穴が完成した状態】

completion-of-drilling

塗装の前の下地処理の手順

1.作業机の上に板材を乗せてサンディングすると、その動きで板材が動いてしまうので、下に滑り止めのシート置く

(私が使っているのは、カー用品用のトランク内の荷物を滑り止めするシートの余ったものです。)

electric-sander-on-the-non-slipped-sheet


 

2.電動ランダムアクションサンダーに#80(#60)のヤスリを付ける

*室内でサンディングする時には、防塵マスクを着用すること

私の使用している電動サンダーは、BOSCH の125AC/MFですが、少し高額のサンダーですが、モーターの回転数が調整できて、動作音の静かさはピカイチなのに、研磨力はパワフルでお勧めです。

販売は既に終了しているので、今なら後継のGEX125AVEがお勧めです。

 

owned-electric-sander

<クリックで拡大>




・1x4材は、表面が荒く、傷や節の近くの穴、パイン材固有のヤニ等が多いので、#80(#60)の段階でそれらを無くしていくようにする

・ヤスリの番手の数字が増え、仕上げの時になってから表面の凹凸に気付くと、サンディングをもう一度荒いものに付け替えてやり直すことになるため、念入りに表面の状態を確認すること

【キズ】

a-dent-place

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【修正後】

after-revised-place-1

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【横に伸びるへこみ】

a-dent-side-way

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【修正後】

after-revisised-place-2

<クリックで拡大>


3.濡れたウエスを良く絞り、サンディングした跡の木粉を拭き取る。

これは、下記2点のためにこの作業をします。

1.研磨した木の粉を拭き取ることで、表面の状態が良く見えて来る

2.濡れたことで、木の繊維が立ち、そこを研磨することでより表面が平面になる

木の表面が乾いた後、表面の状態を確認し、再度サンディングする

(軽く表面を仕上げる程度)

wiping-over-wood-face

 

4.ヤスリの番手を#120番に替え、サンディングをする

同様に、サンディング終了後に濡れたウエスを絞り、拭き取った後、表面を確認し、再度サンディングする

re-sanding-by-electric-sander

5.ヤスリの番手を#240に替え、全体をサンディングする。

サンディング終了後に濡れたウエスを絞り、拭き取った後、表面を確認し、再度軽くサンディングをする

re-sanding-by-changing-sand-paper-with-fine-meshes

尚、下地処理全般の詳細は、別の記事も参照してみて下さい。

 

塗装をする手順

完成した時の部屋の雰囲気と、多くの板材を塗装するため、あまり手間の掛からない塗装方法として、オイルステインを使用することにしました。

色は落ち着いた「チーク」を選びました。

oil-stain


塗装に必要なものは、下記になります。

・オイルステイン塗料

・塗料を伸ばすスポンジの刷毛

・手袋(軍手より薄いプラスティック等の使い捨てのものがお勧め)

・塗料を移す空瓶(何でも可)

・乾いたウエス(使用後は水に濡らした状態で可燃ゴミへ)

1.スポンジの刷毛でオイルステインを薄めず、素早く全体に伸ばして行く

painting-oil-stain-by-sponge-brush

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2.すぐに乾いたウエスで拭き取る

wiping-out-by-dry-waste-cloth

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3.色味を見て、薄くかんじるようなら、3時間ほど乾かし、2度目の塗装をする

私の場合には、1回の塗装で問題ないと判断したので、これで完了です。

【塗装の完了】

completion-of-painting

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塗装した後は、半日乾かし、翌日に柱に固定して行きました。

drying-painting-for-half-a-day

 

その他塗装全般について、こちらも参照してみて下さい。

 



柱に加工・塗装した壁面の板材をネジ止めして行く

塗装が終わった壁面になる板材をネジ止めする時の注意点は、板材を平行に止めて行くことです。

【水平度の確認】

confirmation-of-horizontally

画像のように、片側を止めたら水平器で確認し、反対側を止めて行くことをお勧めします。


電動ドライバーのネジ止め作業は、特に難しい作業ではないので、手順は省略します。

止めて行く際に工夫した点は、横の2区画目の板材を止める際、横の板材とラインが同じだと変化がなくなるので、半分ほどずらして止めて行きました。

completion-of-screwung

 

切り落とした1x4材の端材の有効活用

作業を続けて行くと、その区画によって、板材の長さが違うので、どんどん1枚の寸法には足りない端材が出て来ます。

それを有効活用するため、木口面にダボを入れて接合していき、一定の長さになったものをその区画に必要な長さに切断し、使用して行きました。

【ダボで接合した箇所】

joint-place-by-dowels

<クリックで拡大>

ダボとダボ加工については、その種類や加工の手順を、下記での記事で詳しく説明しています。

併せて参照してみて下さい。

https://eggmanwoodwork.com/dowel_registration/

端材の有効活用と同時に、その接合した板材をネジ止めしながら板材のランダムな接合が見た目のアクセントにもなることに気付きました。

板材をネジ止めする時に、上下を逆にしたりしながらバランスを見て、切れ目の部分をどう配列した方がいいかを見ながら、止めて行きました。

全て綿密に計画してそれが計画通りに出来た時の充実感もありますが、作業をしながらその場で決めて行く、こんな作業も楽しいですね。

壁面に棚を取り付ける方法

オプションのアタッチメントで棚を簡単に設置する

出来上がった壁面に、まず取り付けたいものは、棚ですね。

ラブリコには、オプションで簡単に棚が取り付けられるアタッチメントが色々販売されています。

特に、重量のあるテレビや自転車を立てかけるアタッチメントがあったり、ラブリコの使い方を、大きく広げて行くものがあるのが特徴です。






eggman工房の棚の実例

私は、シンプルな形の棚の支注を別途購入したり、自分で端材を利用して棚を作って行きました。

棚板は全てトリマーで面取りをしました。

【棚の支柱を購入して作ったスピーカー用棚】

exsample-of-rack-for-speakers

 

【棚板の面取り】

speakers-lack-with-plane-off-the-corners

 

*スピーカーの後ろには、壁からチェーンを繋げ、転倒時の転落防止策をしてあります。

【転倒防止チェーン】

falling-prevention-speaker-chain

 

【棚の下部】

under-place-speaker-lack

【スピーカーのボリュームコントロールとiPod置き場】

lack-for-iPod-&-volume-controller-from-side-view

<クリックで拡大>

 

lack-for-iPod-&-volume-controller-from-top-view

<クリックで拡大>

 

*スピーカーの配線や電源ケーブルは、全て見えないように、壁板の後ろに回してあります。

車の電気系統のDIYをする方はお判りでしょうが、あれと同じですね。

【トリマー設置棚】

lack-for-laminate-trimmer

*ここにも、転倒防止のチェーンを掛けています。

【支柱は購入したもの】under-place-of-lack-for-laminate-trimmer

有孔ボードの設置

perforated-board

当初は、細かい手工具等は有効ボードに掛けて行こうと考えていましたが、有孔ボード用のフックの単価が高く、壁に吊るす工具も多いことから、有孔ボードの占める場所は限られたスペースだけにしました。

有孔ボードのフックは、背面の壁との間に隙間がないと固定出来ないため、有孔ボードの背面に3枚の端材を固定し、その端材にネジ止めしてあります。

screwing-of-perforated-board

その他の壁の利用方法

電動ドライバーの設置場所

lack-for-two-electric-drivers

<クリックで拡大>

厚さ18mmのパイン材にドライバーのを受ける曲面を現物に合わせて

ジグソーで切断して受け側を作り、壁面にはダボで接合しました。

電動ドライバーは使用頻度が高いので、とても便利になりました。

クランプ類の収納

【パイプクランプとハタガネ】

lack-for-pipe-clamps-&-other-clamps

クランプ類の大きさに合わせながら、設計図はなしで端材を利用しながら作りました。

【Fクランプ等小型のクランプ類】

lack-for-F-clamps

これも設計図なしで、端材を利用して作って行きました。

使用頻度の高い小さな工具と大きな治具の収納

上に仕切りを付けた棚を設け、下に大きな治具を収めました。

墨線用筆記具・トリマーの突き出る量を測る小さなスコヤ・トリマーのビットの着脱に使う大小のスパナ・ダボ穴治具等が上に置いてあります。


lack-for-small-tools-&-jigs

治具関係

種類も数も多い治具は、ほとんどフックに掛けてあります。

laminate-trimmer-guide-&-circular saw-guide-hooking-on-the-wall

壁に掛けられない工具類

工具にフックを掛ける穴がないものは、ネジを使っています。

other-tools-hooking-on-the-wall

テープ類

両面テープ・ビニールテープ・マスキングテープ等は、丸棒用の穴を斜め上から開けて、丸棒に掛けています。

 

tapes-hooking-on-the-wall

【コーナー用棚受け】shelf-rest

以前から日本間のコーナーの鴨居に掛けて使っていた三角の棚受けを再利用して、使用頻度の少ない小物を段ボールの中に入れてあります。

まとめ

このラブリコを使った部屋のプチリフォームを自分でやってみたことで、気付いた点が2つあります。

1つは、部屋の雰囲気を自分で大きく変えられるんだという実感です。

もう1つは、見える収納の威力です。

今までいつの間にか増えて来た工具類のほとんどが見える場所になったことで、必要なものを探す時間が少なくなりました。

あれは、あるはずなのに、何処にしまったのか・・それがなくなりました。

今回の私の部屋の実例のように、いきなり大きな壁面をするのではなく、2本の柱の一区画から始めるのがお勧めです。

それが成功したら、隣の区角や別の離れた所にも、そんな展開になると自分にとって居心地のいい部屋に生まれ変わるのではないでしょうか。

女性の方にも出来る作業なので、是非挑戦してみて下さい。

以上

 

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